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レース鳩とドバトは外見も能力も全く違います。
◇レース鳩◇ |
◇ドバト◇ |
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長距離をスピーディに帰ってくるのが最大の能力です。千キロレースでも時速60キロから90キロくらいのスピードで帰ってきます。人間でいえばスポーツ選手、つまり、アスリートですね。
そのためのトレーニングを生後1ヶ月くらいから始めて帰巣能力と体力をつけていきます。
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ドバトがよく公園などでエサを食べています。レース鳩も同じですか。
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レースでスタートをきったときから自分の巣に帰ってくるまでレース鳩は絶対にエサを食べません。途中でエサを食べたり水を飲んだりするのはレース鳩失格です。
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見た目に汚いので今は土鳩というように表記されていますが、元来はお堂などに棲息していたので堂鳩と呼ばれ人間からも親しまれていました。土鳩と堂鳩を比較して思うことは現代人は情緒的にもうるおいをなくしていますね。その昔は「鶏鳴暁を催す」といわれましたが、現代人にとっては鶏鳴も騒音のひとつかもしれません。
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公園で見る鳩は、灰色に黒い線(帯び)が入ったものがありますが、
同じ灰色でもどちらかというと黒っぽいものが多いようです。 レース鳩も同じでしょうか。
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レース鳩では、灰色に黒い線が入ったものの中でも灰色の白っぽいものも、また黒っぽいものもあります。しかし他にもたくさんの羽色(はねいろ・うしょく)があります。一般
の方に一番目を引くのは「白鳩」ですが、その他にも様々な羽色の鳩が存在します。下記の訳語で分かるように、ヨーロッパ人がブルーと認識する色を日本人はグレー(灰)と認識するのも興味深い事実です。その例をいくつか紹介します。
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1 |
灰二引
(英語名:Blue→通常Bと略記されます) |
灰色で黒い線が2本入った鳩
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2 |
灰ゴマ (同:Blue Check→BC) |
灰二引の灰色部分に黒のチェックが入ったもの
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3 |
濃ゴマ (Dark Check→DC) |
BCの灰色部分に黒のチェックが多く入ったもの
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4 |
白(White→W) |
白鳩 |
5 |
グリズル (Grizzle→G) |
モザイク柄 |
6 |
栗(Red→R) |
赤茶色 |
7 |
灰栗 (Silver→S) |
白っぽい銀色で、薄い褐色の横線が入ったもの |
8 |
シャーリー (Schally→シャーリー) |
一見汚れているように見えるが青みのある灰 |
9 |
黒(Black→BLK) |
黒い鳩 |
10 |
黒ゴマ (Black Check→BLKC) |
黒の体色に白いチェックが入ったもの。 |
11 |
モザイク(Mosaic→M) |
灰二引、灰ゴマの体色に白いマダラの入ったもの |
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